建設業のホームページに「よくある質問」は必要?載せたい質問例15選
「ホームページによくある質問ページは必要?」
「何を質問として載せればいいのか分からない」
「問い合わせが来てから説明すれば十分では?」
このように考える建設会社や一人親方の方もいるのではないでしょうか。
建設工事を検討しているお客様は、問い合わせをする前にさまざまな疑問や不安を持っています。
料金、見積もり、対応エリア、工事期間、保証など、気になることが解決できなければ、問い合わせをためらってしまうこともあります。
そこで活用できるのが、ホームページの**「よくある質問(FAQ)」**です。
普段お客様から実際に聞かれる質問と回答を掲載しておけば、問い合わせ前の不安を減らし、自社の対応についても分かりやすく伝えられます。
この記事では、建設業のホームページによくある質問を掲載するメリットと、掲載を検討したい質問例15個を紹介します。
建設業のホームページによくある質問は必要?
すべてのホームページに、独立した「よくある質問ページ」が必須というわけではありません。
質問数が少なければ、サービスページやお問い合わせページの中に掲載する方法もあります。
重要なのはページを作ること自体ではなく、お客様が問い合わせ前に知りたい情報へ答えられているかです。
建設工事は、お客様にとって分からないことが多いサービスです。
例えば、
「見積もりだけでもお願いできる?」
「工事中は家にいる必要がある?」
「どの地域まで来てもらえる?」
など、施工する側には当たり前のことでも、お客様には分からない場合があります。
こうした疑問をあらかじめホームページで解決できるようにしておきましょう。
よくある質問を掲載する4つのメリット
1.問い合わせ前の不安を減らせる
初めて工事を依頼するお客様は、
「こんなことを聞いても大丈夫だろうか」
「問い合わせたらすぐ契約しなければならないのでは」
などの不安を持つことがあります。
よくある質問で相談から工事までの流れや会社の対応を説明しておけば、問い合わせ前にある程度の疑問を解消できます。
2.同じ質問への回答を事前に伝えられる
仕事をしていると、何度も同じ質問を受けることがあります。
例えば、
「見積もりは無料ですか?」
「工事は何日かかりますか?」
「支払いはいつですか?」
といった質問です。
これらをホームページに掲載しておけば、お客様自身が事前に確認できます。
もちろんホームページを読まずに問い合わせる方もいるため、質問対応そのものがなくなるわけではありません。
それでも、基本的な情報を分かりやすく整理しておくことには意味があります。
3.会社の対応方針を伝えられる
FAQは、単に質問へ答えるだけのページではありません。
例えば、
「追加料金が発生することはありますか?」
という質問に対して、
「追加工事が必要な場合は、施工前に内容と料金をご説明します」
と回答すれば、自社の対応方針も伝えられます。
お客様が気にしていることに対して、自社がどのように対応しているのかを具体的に説明しましょう。
4.サービスページだけでは説明しにくい情報を補える
サービスページでは、工事内容や特徴を中心に説明します。
そのため、細かな疑問まですべて盛り込むとページが読みにくくなることがあります。
FAQを活用すれば、サービスページだけでは説明しきれなかった内容を質問形式で補足できます。
サービスページとFAQを役割分担させることで、必要な情報を探しやすくできます。
建設業のホームページに載せたい質問例15選
ここからは、建設会社のホームページで掲載を検討したい質問例を紹介します。
実際のサービス内容と異なる回答を掲載してはいけないため、自社の対応に合わせて回答を作ることが重要です。
1.見積もりは無料ですか?
料金に関する代表的な質問です。
無料の場合は、
「現地調査・お見積もりは無料です」
など、どこまで無料なのかを明確にしましょう。
条件によって費用が発生する場合は、その条件も説明します。
ホームページに工事料金や料金の目安を掲載する方法については、「建設業のホームページに料金は載せるべき?掲載するメリットと注意点を解説」でも詳しく紹介しています。
2.見積もりだけでもお願いできますか?
「見積もりを取ったら契約しなければならないのでは」と不安に思う方もいます。
見積もりだけでも対応しているのであれば、そのことを明記すると相談しやすくなります。
3.対応エリアはどこまでですか?
会社所在地だけでは、対応できる地域まで分かりません。
市区町村などを使って主な対応エリアを説明しましょう。
地域外でも相談可能であれば、その条件についても記載できます。
4.小さな工事でもお願いできますか?
大きな工事しか対応していないように見えるホームページでは、小規模な修理を検討している人が問い合わせをためらうことがあります。
小さな工事にも対応している場合は、具体例を交えて説明すると分かりやすくなります。
5.工事期間はどのくらいですか?
工事期間は生活にも影響するため、気になる方が多い項目です。
工事内容や天候などによって変わる場合は、
「一般的には○日程度ですが、建物の状態や天候によって前後します」
など、目安と変動する理由を説明します。
6.工事中は家にいる必要がありますか?
戸建て住宅の工事では、在宅が必要なのか気になる方もいます。
工事内容によって異なるため、
「外部工事の場合は基本的にご不在でも施工できます」
など、実際の対応に合わせて説明しましょう。
室内へ入る必要がある場合についても案内しておくと親切です。
7.工事前に近所への挨拶はしてもらえますか?
足場工事や騒音、車両の出入りなど、近隣への影響を気にするお客様もいます。
会社側で近隣挨拶を行っているのであれば、その対応を掲載できます。
8.追加料金が発生することはありますか?
料金トラブルへの不安を減らすためにも重要な質問です。
追加工事が発生する可能性がある場合は、
「追加工事が必要になった場合は、事前に内容と料金をご説明し、ご了承いただいてから施工します」
など、実際の対応方法を説明しましょう。
9.支払い方法は何がありますか?
現金、銀行振込、クレジットカード、リフォームローンなど、対応している支払い方法を掲載します。
支払い時期についても説明できると分かりやすくなります。
10.工事後の保証はありますか?
保証の有無だけではなく、
・保証期間
・保証対象
・対象外となるケース
などを実際の保証内容に合わせて説明します。
保証があるから安心という表現だけではなく、具体的な条件を伝えることが大切です。
11.工事後に不具合があった場合はどうなりますか?
施工後の対応を気にするお客様もいます。
不具合や気になる点があった場合の連絡方法、確認方法などを掲載しておくと安心につながります。
12.使用する材料や商品は選べますか?
塗料、屋根材、外壁材、設備など、工事によっては複数の商品から選択できます。
どのように商品を決めるのか、希望の商品を指定できるのかなどを説明します。
13.他社の見積もりと比較しても大丈夫ですか?
複数社から見積もりを取って比較するお客様もいます。
相見積もりに対応している場合は、その旨を説明します。
ただし、金額だけでは施工範囲や使用材料などが異なる場合があるため、見積書の内容も確認してもらうよう案内できます。
14.相談するときに準備するものはありますか?
問い合わせ前に、
「何を伝えればいいのか分からない」
と悩む方もいます。
例えば、
・住所
・希望する工事
・建物の状態
・気になっている箇所
・希望時期
・現場写真
など、分かる範囲で準備してもらいたい内容を案内します。
「すべて分からなくても相談できます」と伝えておけば、問い合わせのハードルも下げられます。
15.電話以外でも相談できますか?
仕事中などで電話しにくい方もいます。
問い合わせフォームやLINEなどを用意している場合は、FAQでも案内できます。
それぞれの問い合わせ方法を分かりやすく掲載しましょう。
FAQは実際にお客様から聞かれる質問を優先する
FAQを作るときに、最初から何十個もの質問を考える必要はありません。
まずは普段の仕事を振り返って、
「お客様から何度も聞かれていることは何か」
を書き出してみましょう。
営業担当者だけでなく、代表者や現場の職人が直接聞かれる質問も参考になります。
実際のお客様から出ている質問は、これから問い合わせを検討する人も疑問に思っている可能性があります。
まず5~10個程度から始めて、必要に応じて追加していく方法でも十分です。
ホームページを公開したあとに、どのような内容を追加・更新していけばいいのかについては、「建設業のホームページは更新が必要?内容と頻度を解説」も参考にしてください。
FAQの回答は短すぎても長すぎても分かりにくい
例えば、
Q.見積もりは無料ですか?
に対して、
A.無料です。
だけでも答えにはなっています。
しかし、
「現地調査も無料なのか」
「見積もり後に断っても大丈夫なのか」
までは分かりません。
反対に、回答が何百文字も続けば読むのが大変になります。
最初に結論を伝え、その後に必要な条件や補足を説明すると分かりやすくなります。
例えば、
「はい、現地調査・お見積もりは無料です。お見積もり後に必ず契約していただく必要はありませんので、まずはお気軽にご相談ください。」
という形です。
工事別にFAQを分ける方法もある
複数のサービスを扱っている会社では、質問内容が工事によって異なる場合があります。
例えば、
外壁塗装
なら、
「塗装は何年ごとに必要ですか?」
「雨の日でも施工しますか?」
という質問があります。
一方、リフォームなら、
「住みながら工事できますか?」
「設備の商品を選べますか?」
など、別の疑問が出てきます。
質問が増えてきたら、
共通のFAQ
と
サービスごとのFAQ
に分ける方法もあります。
お客様が自分に関係する質問を見つけやすい構成を考えましょう。
FAQから問い合わせにつなげる
疑問が解決したあと、すぐ相談できる導線も用意しておきましょう。
FAQの最後に、
「その他のご質問はお気軽にお問い合わせください」
と案内し、
・電話
・問い合わせフォーム
・LINE
などへつなげます。
質問に回答するだけで終わらず、次に何をすればいいのか分かる状態にしておくことが大切です。
FAQだけでなく、施工実績や問い合わせ導線などホームページ全体を改善したい方は、「建設業のホームページから問い合わせを増やすには?7つの改善ポイント」で詳しく解説しています。
FAQは公開後も追加・修正する
ホームページを公開したあと、新しい質問を受けることがあります。
同じ質問が何度も出るようであれば、FAQへの追加を検討しましょう。
また、料金、対応エリア、保証、支払い方法などが変わった場合は、FAQの回答も更新する必要があります。
古い情報を掲載したままにしないよう、定期的に確認しましょう。
まとめ|お客様の疑問を問い合わせ前に解決しよう
建設業のホームページでは、お客様が問い合わせ前に感じる疑問や不安へ答えることが大切です。
よくある質問には、
・見積もり
・料金
・対応エリア
・工事期間
・工事中の対応
・追加料金
・支払い
・保証
・アフター対応
など、実際にお客様から聞かれる内容を優先して掲載しましょう。
最初から大量のFAQを用意する必要はありません。
普段の仕事で何度も聞かれている質問から始め、公開後も必要に応じて追加していけば大丈夫です。
FAQは単なる質問集ではなく、お客様の不安を減らし、自社の対応や考え方を伝えるためのコンテンツとして活用できます。
問い合わせ前の段階で、
「この会社なら相談しやすそう」
と思ってもらえるホームページを目指しましょう。
建設業Web制作スタジオでは、小規模な建設会社・一人親方の方に特化したホームページ制作を行っています。
「ホームページに何を載せればいいのか分からない」
「お客様から同じ質問を何度も受けている」
「問い合わせ前の不安を減らせるホームページにしたい」
「FAQや問い合わせページをどう作ればいいのか相談したい」
「今のホームページをもっと問い合わせにつなげたい」
という段階からでもご相談いただけます。
普段お客様から聞かれる質問や、増やしたい仕事、現在のホームページの内容などを確認しながら、FAQだけでなく施工実績やサービス紹介、問い合わせ導線まで含めて必要な内容を一緒に整理します。
ご相談は無料です。まだホームページ制作やリニューアルを依頼すると決めていない方も、お気軽にLINEからご相談ください。